宅建試験の合否を分ける!?〔隠れたポイントゲッター、法令上の制限〕

 

毎年聞く話ですが、法令制限が難しいという声をよく聞きます

 

法令制限は基本的に暗記問題が多く勉強してもつまらなく感じる

数字が多く記憶がこんがらがってしまうため苦手

 

などなど暗記に関する部分で苦手としている人が多い印象です。

しかし裏を返せば暗記さえしていれば確実に得点できる。

 

しかし実際には法令上の制限は勉強するうえでつまらない

 

私は直前の模試試験で法令制限が3問正解しかできなくて、

焦った記憶があります。

 

そんなことにならないように、法令制限の対策を書いていますので、

苦手な方はみていってください

 

        

         

         

 

法令制限と出題数

 

法令制限とは以下の科目で構成されています

 

 

が主な項目と出題傾向となっています。

 

一般の人には民法などとは違い身近な法律とは言いにくく、

何のための制約なのか分かりづらい法律となっています。

 

マイホームなどを購入した方はなんとなくわかる方もいるかもしれませんが、

馴染みがない人によってはイメージしづらい科目ですので、

勉強するときにも退屈で頭に入りづらいでしょう。

 

しかし8問ほど出てきますので、ここをクリアしないと

合格は難しいのでしっかり勉強していきましょう。

 

 

合格ライン

 

簡単に言えば法令上の制限とは土地に関する利用を制限することによって、

自由な建築を制限し、健全かつ安全な街づくりをするためのものです。

 

在住地域が都心部、地方で解釈やイメージも大いに異なる分野ですので、

出題される問題が、比較的暗記で対応できる問題が多いように思います。

 

合格を考えると5~6問は取っておきたいところ。

そのためしつこく復習して、確実に点数をとれるようにしましょう。

 

 

抑えるべきポイント

 

先程にも言いましたが基本は暗記です。

これは令和4年度の宅地宅建取引士の試験問題です。

 

【問 17】 建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 4階建ての建築物の避難階以外の階を劇場の用途に供し、当該階に客席を有する場合には、
当該階から避難階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設けなければならない。
2 床面積の合計が 500 ㎡の映画館の用途に供する建築物を演芸場に用途変更する場合、建築
主事又は指定確認検査機関の確認を受ける必要はない。
3 換気設備を設けていない居室には、換気のための窓その他の開口部を設け、その換気に有
効な部分の面積は、その居室の床面積に対して 10 分の1以上としなければならない。
4 延べ面積が 800 ㎡の百貨店の階段の部分には、排煙設備を設けなくてもよい。
 
正解 3
1 正しい 
建築物の避難階以外の階を劇場の用途に供し、その階に客席を有する場合には、その階か
ら避難階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設けなければならない(建築基準法施行令
121 条 1 項一号)

 

上記の問題を見るとわかりますが、数値に対しての理解が必要です。

以上、以下、未満

などをしっかり覚えましょう。

 

 

攻略法

覚え方なのですが、一覧表や語呂合わせが覚えやすくていいと思います。

検索で「法令制限 一覧表」で様々な一覧表が出てきます。

 

参考までに建築基準法の一覧表をのせておきますね

 

 

 

あとは耳学もおすすめです。

Bluetoothイヤホンなどで使ってYouTubeなどに

あがっている講義をひたすら聞いていく。

 

そうすると聞き覚えのない言葉を馴染ましていくことでき、

勉強するときに苦手意識が少なくなります。

 

 

まとめ

 

 



法令上の制限は暗記主体の科目で苦手な方が多いです。

しかし苦手なものだと言っても、放置しては配点上合格は厳しいです。

 

暗記主体でなかなか前向きには勉強を続けられないこともあるとは思いますが

法令上の制限はイメージできなくても得点することが可能です。

 

私は隠れた得点源だと思ってますので、

あなたもしっかり勉強していきましょう

法令制限が合格をグッと引き寄せてくれます