「ただ読むだけ」で宅建資格と読解力を手に入れた僕の話

資格勉強の際によくある、

文章が長くて難解でよくわからない、

問題を「ただ読むだけで」根本から解消

 

 

読解力さえあれば難関資格だって怖くない、

文章を正しく読んで、要点を洗い出し効率化

 

今回は読解力を磨くために僕がした

簡単ですぐに身につく方法をご紹介させてもらいます

皆さんも是非試してください。

 

僕が最初の資格受験した時に、宅建資格を取得を目指した時の話ですが、

 

初学者の人たちは特にそうだと思うんですけど、

とにかく文章がわかりづらくて

なかなか先に進まず勉強が身に入らない

そんなことがよくありました、

 

 

貴方は読めてますか?

 

何言ってるんだと思うでしょうけど、以下の例題を読んでみてください

 

 

以下の文を読みなさい。
Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

Alexandraの愛称は(  )である。

 

1,Alex

2,Alexander

3,男性

4,女性

 

読み解けましたか?

 

答えはAlexですが、この問題、高校生の約65%が正解した問題らしいのです。

この例題が解けなかった方や、時間がかかった、読み返した人は、

少し読解力に疑問が残ります。

 

次になぜ時間を要してしまうのかを考えていきましょう。

 

 

 

「速く読む」が身についている

 

 

今現代人は速読まではいきませんが早く読むことが

求められる機会がよくありますよね?

 

テストや資格受験には時間制限がもうけてありますし、

仕事の時だって決められた就業時間の中で成果を求められることから、

速く読むことが必須であると言えます。

また社会人の資格勉強なんて少ない時間を確保してやっと勉強しますので、

効率をもとめて速く読もうとするのは当然でしょう。

 

つまり我々はできる限り速く読みことに無意識に行います。

要点をみつけ、全体を総括する。いわゆるAI読みです。

 

キーワードにだけ着目して、問題そのものを理解しない。

その様では宅建試験は絶対合格しません。

確実に合格するためには文章に対する理解力。

「読解力」が必須であると言えるでしょう

 

では読解力を鍛えるために僕が行った練習法をご紹介していきます。

 

 

1、まず文章を読む

 

当然ですが、すみません。(笑)

最初に言った通り初学者の人達からすれば、

宅建資格の問題集に書いてある単語や文章は「正しい日本語」

ですので日常では、ほぼ使う事なんてありません。

 

聞いたことや、普段使わない単語では理解するのに

時間がかかってしまうでしょう。

 

以前僕のブログでも言いましたが、

まず問題集を解かずに読んでいき、

言い回しや単語に免疫を付けていきましょう。

 

取り組みだす期間にもよるとは思いますが、最初の一か月は

問題集を解かずに読んでいくだけでいいと思います。

 

その際に要約は必要ありません。マーカー等も引かないで結構です。

遅くてもしっかり正しく読むを意識してください

 

 

2.その相手が「本が」何を、

  聞いてきているかを考える

 

 

資格の問題は基本的にその人が「正しく理解しているか」を問いてきています。

同じ問題集を何回か読んでいくと、要領が掴めてくるので、

最初は気づかなかった、あるとこに気づくようになります

そのある事とは、

 

その問題の、趣旨です。

 

今読んでいる文章が何の分野の理解力について、問いてきているかが、

書いてありますので、当然ですがわかってきます。

 

しかし、単語と言い回しに免疫がついた貴方は

最初の時ほど難しく見えはしないはずです。

 

 

3.要約し調べる

 

 

さらに読んでいくと、小さな疑問が見つかります。

ここに宅建問題の例題を記載します。

 

問.都市計画法に関する次の記述の、正誤性を判断せよ。ただし、許可を要する開発行為の面積について、

条例による定めはないものとし、この問において「都道府県知事」とは、

地方自治法に基づく指定都市、中核市及び施行時特例市にあってはその長をいうものとする。

 

答.市街化区域内において、農業を営む者の居住の用に供する建築物の建築の用に供する目的で

1,000㎡の土地の区画形質の変更を行おうとする者は、あらかじめ、

都道府県知事の許可を受けなければならない。

 

市街化区域では1,000㎡“未満”の開発行為の場合は許可が必要ありません、

この文章は1000㎡なので、許可が必要な部類に含まれます。

「未満」「以上」「以下」「超え」を理解しておきましょう。

というひっかけ問題の一つなんですが、

 

キーワードだけを抜粋し速く回答しようとすれば間違われる方も

いるはずです、この文章を要点まとめするのならば、

 

都市計画法

開発許可の全体像

農林を営む者の許可の要否

 

の理解力を聞いてきているなという事が分かります。

 

そこから詳しく上記の事項について調べていきます。

基礎知識を調べることで、形を変えた他の問題にも

対応していけるようになります。

 

 

まとめ

 

 

以上がただ読むだけで読解力がつく!なんですが、

「そんなの言い方ひとつだろ」と思う人もいるでしょう、

しかし先程の宅建士の例題みたいに、

長く、言い回し難しい文章やさらに漢字が多い文章などは、

問題の趣旨を間違えやすいです。

 

基礎知識は十分にあるはずなのに試験に受からない。

そんな人をたくさん見てきました。

 

そうならないように。

誤りなく読み、正しく解釈する。

読解力が必要ですので、

皆さんも今読んでいる参考書など、

しっかり読んでいくことを心がけてください。